うつからはじめる、ていねいな暮らし

うつからはじめるていねいな暮らし

初めまして。

詩月と申します。

私は現在うつで療養中の25歳です。

うつとは長い付き合いで、子どもの頃から燃え尽きを繰り返してきた私は、社会人になってもまた燃え尽きから療養することになりました。

そんな私の生き方について、このブログでは綴っていきたいと思います。

私のこれまで

場面緘黙と不登校

私は、幼稚園の頃から場面緘黙という不安からくる症状があり、社会的場面など安心できない環境では話すことができませんでした。それでも全く話すことができないというほどでもなく、特に問題とは思われていませんでしたが、学校などの社会的場面に対する苦手意識から次第に不登校になっていきました。

初めて不登校になったのは中学1年生の時です。突然学校というものが嫌になり、もう登校する気力が全くなくなってしまいました。燃え尽きだったと思います。それからは別室登校などをしながら病院に行ったり、自宅で療養しながら自分で勉強して高校進学を目指していました。中学3年では進学を機に再び教室に飛び込んだりしましたが、結局また燃え尽きて、卒業する頃にはまた不登校になってしまったりということもありました。

高校でも最初は頑張っていましたが、1年生の夏休みで燃え尽きて不登校になりました。通信制高校に転校してなんとか高校を卒業しました。

心理学の道へ進み就職するも適応障害で退職

大学は公認心理師を目指し心理学を専攻しました。場面緘黙について合理的配慮の申請をして苦手なグループワークなどをサポートしてもらいました。周りも理解があったことで無事大学院まで進学し、公認心理師資格を取得することができました。

それから就職も決まりましたが、結局適応障害になって4ヶ月で辞めてしまいました。そして、療養中の現在です。

退職してようやく立ち止まることができた

私は子どもの頃から何度も燃え尽きを繰り返してきました。それでも、なんとか就職までは頑張りました。でも、やっぱりしんどいことは続かなくて、とくに就職は終わりがなく、またすぐに休職することになってしまいました。 そんな中、退職してようやく立ち止まることができて、そこで初めて「無理しない生き方」を目指そうと思えました。

もともと頑張り屋でどうしても無理をしてしまう性格ですが、今は自分のペースで生きることを大切にしています。 うつの療養中で、就労は必ずしも私の本当にやりたいことではないと気づきました。だからこそ、焦らず自分にとって本当に大切なことに目を向け、やりたいことに集中する時間を大切にしています。

「とりあえず生きるために何かをしなきゃ」と思いがちですが、それではまた心がしんどくなってしまいます。 自分のペースで、自分を労わりながら進んでいくことが、今の私にとって一番大切なことです。

自分を大切にする暮らしを目指して

私にとって、人と関わることはやっぱり苦手です。社会的な活動はしんどいのであまりしたくないのが今の正直な気持ちです。苦手なことを無理してしようとするのではなく、自分にとって心地いいことを探していきたいと思っています。

これからは、無理に就労を目指すのではなく、自分のやりたいことを極めてやっていきたいと考えています。

まだうつの状態が続いている中でも、私はじっとしているのがどうしても苦手で、少しずつ創作活動に取り組むようになりました。

デザインの勉強をしたり、イラストを描いたり。 ハンドメイドのような手仕事にも興味があり、これから少しずつチャレンジしていきたいと思っています。

このブログのタイトル「うつからはじめるていねいな暮らし」は、そんな今の私の思いを込めてつけました。

うつを自覚して、無理をしない生き方を目指そうと思うようになり、自分の本当にやりたいことは何か見つめ直したり、様々なことに挑戦するようになりました。

そんな私の暮らしについて、これから少しずつブログに綴っていけたらいいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました